2007年08月02日

太陽光発電システムの償却年数

みなさまご無沙汰しております。
セキノ興産ブログ担当の渡辺です。

今日は、「太陽光発電システムの償却年数」について触れようと思います。

何故、急に「太陽光発電システムの償却年数」?かと言いますと、
太陽光発電システムに関して、インターネットで検索していると、
『太陽光発電システムを設置して元が取れるのは何年?』
といった内容が、度々、目につきます。
答える方としては、大体同じ内容であり、
また、逆にそういう風に説明せざるを得ないといった事情があるので、
その疑問に答えるつもりで、掘り下げてみようと思いたった訳です。

少々長いですが、きっと為になりますので、
太陽光発電システムの導入をご検討の方、
もう既に導入している方、そうでない方も、ぜひ、ご一読ください。


●償却年数について
まず、『償却年数』については、本当によく聞かれる質問です。

一般的にはホームページにも掲載していますが、
http://www.sekino-reform.jp/solar/index.html
償却年数は、平均で15年〜20年くらいという答えです。

そして、正確に言うと『各家庭によって異なります』。

さらに、私の家に関して言えば、『償却年数よりも日々の発電』って感じですかね。

私の家の太陽光発電システムは、
設置に※※※万掛かっていますし、
電気代も昔も今もそんなに使用していないので、そんなに高くなく、
償却年数をシミュレーションしたら償却年数25年くらいと、
平均を大きく上回っていましたからね〜。

では設置した後、後悔しているかと言えば、そんなこと全然ありません。
むしろ満足してます。
「職業柄そうなんじゃないの?」という声が聞こえて来そうですが、
確かにそれはあると思います。
ないと言ってもそれは嘘にしか聞こえないですしね。
ただ、割合的には10%くらいですね。

会社から帰ってきて毎日の発電量観るのが日課ですが、楽しいです。
天候は気になりますし、自分が今どれくらい電気を使用しているか、
すぐ分かるのも楽しいです。
朝ドライヤー使用しながら、モニターで確認すると、
大体0.2kwから1.4kwに表示が変わるので、
「ドライヤーって本当に1200Wくらい電気使うんだなぁ」と、
新しい発見に、妙に納得したりしてます。

晴れた日の発電量は嬉しい限りです。
前にも書きましたが、既に11ヶ月で総発電量6,800kwh超えてます。

あえて不満を言うならば、売電価格倍くらいにならないかなぁと、
全く無茶な不満(希望)です。(フィードインタリフですね)

いい事ばかりで悪い(問題点)事ないの?と言われそうですが、
夜発電しないのと曇りと雨はつらいなぁというぐらいですね。
蓄電は出来なくていいです。個人的に。どうしてかと言うと、
足りない分は「購入」という方が、環境を考える上では負荷が
少ないと思うからです。

と、多少償却年数とずれてしまいましたが、
これで2,3年でシステムが故障して、使用不可なら怒りますが、
10年は保証されているので、10年間は環境に寄与しながら楽し
める訳ですし、なかなか同じような物は身近にはないような
気がしますね。
そういう訳で個人的には設置する前は確かに気になったかも
しれませんが、設置後償却年数は殆ど気にしていません。
というか、そもそもそういうつもりではないからです。
それ以上に「電気の必要性・大切さ」「環境」について
身近に感じさせられた事が自分にとっては大きいと思ってます。

もちろん、償却年数を気にされる方もいらっしゃいますので、
「償却年数の考え方」について触れてみたいと思います。


●償却年数の考え方
よくインターネットに記載されている償却年数の計算の仕方で
3kwで年間87,000円くらいの発電金額だから、設置金額が200万で、
2,00,000÷87,000=22,9年/償却年数

という計算があります。
一見正解!っぽいですが間違いです。

なぜなら、年間87,000円/発電金額(3kw)=経済効果ではないからなんです。

発電している間は、家庭で電気使用していれば自家消費してます。
その間は電力会社から電気買っていないので、まずその分。
余った電気は電力会社に売りますからその分。

簡単に説明すると、
「仮に15,000円電気代支払っていた人が3kw設置しました」
「太陽光発電システムを設置して、設置後買った電気が7,000円」
「売った電気が3,000円ならば、設置後光熱費4,000円」
ですよね。

経済効果は、
 15,000-4,000円で11,000円/月→132,000円/年
が本当の経済効果ですよね。

すると
2,00,000÷132,000=15.2年/償却年数

こう考えなくてはなりません。

但しこの考えは、設置した人全てにあてはまる訳ではないですし、
現在の光熱費の使用量・使い方に大きく作用されるという訳です。
確かに償却年数を考えると、「長い」・もしくは「元を取れない」
と仰る方がいらっしゃいます。
例えばこんな感じです。
家・車・電化製品この中で元を取れるものはどれでしょう?
正解は「ありません」よね。これどう考えますか?

とどのつまり、「考え方」だと思うんです。
確かに購入価格が安くなって、
普及していく事を望んでいるのですが、
環境破壊・地球温暖化はお金ですぐに取り戻せません。

1KW当たりの発電単価で比べると、
天然ガスや石油を利用した最新鋭の火力発電が 4〜5円、
原子力が、その倍の 9〜11円。
なのに対し、太陽光発電は70〜100円でものすごく割高です。

ですが、安ければ若しくは利益が上がれば活断層の上に建てても、
Co2まき散らしても、放射能漏れしても、事実を隠蔽しても
いいんでしょうかね・・・
特に原子力発電所は建設後30〜40年経過しているものも多く、
老朽化していますし、プルサーマルにしても最終的な核のゴミは
処理しようがないんです。

さらに、プルトニウムは放射能が半減するのに2万4千年、
千分の一になるのに24万年もかかります。


・・・違う問題に熱くなってしまいましたので
次回は『プルサーマル』について触れてみたいと思います。


posted by wata at 12:01| Comment(0) | TrackBack(1) | 太陽光発電 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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