2007年07月11日

RPS法

それでは前回書いたように今日は

「RPS法」

について触れてみたいと思います。

そもそもRPS法とは

再生可能電力割当制度
(リニューアブル・ポートフォリオ・スタンダード;RPS)

なるものです。??意味が分からない??ではもう少し詳しく。

日本の場合は主に電力会社が一定割合で
再生可能電力(主に太陽光発電・風力発電)
で作られたエネルギー(電力)を供給・使用する
ことを義務づける制度で、導入量の目標も定められています。

が、この目標が

2010年でわずか1.35%

・・・この目標数値が世界基準でいかにどうなのかと
他の国を例に取ってみてみましょう。

アメリカ国内では低いところでマサチューセッツ州の4%
(目標年2009年)、高いところでカリフォルニア州の20%
(2010年目標)なんです。

ヨーロッパに目を向けると、欧州連合は
2020年に自然エネルギー20%(一次エネルギー比)

を目標に掲げているんです!!因みにこれまでが2010年で12%
だったから8%増ですよ。

とまあ正直、京都議定書ホスト国で「チームマイナス6%」やら
「クールビズで環境に配慮」なんて推進している事が虚しく
聞こえてしまいそうです。

本音と建前の世界?やるなら徹底的にやった方がいいんですよ。
それを1.35%って・・・
 
実はこの話には続きがあって今年1月29日に経済産業省の新エネ
RPS法小委員会が新しい目標値を発表したんですが、

2014年まで1.63%(2010年対比0.28ポイント増)

ですって・・あんたら。開いた口が塞がりません。

そもそも前回に説明したFT(フィードイン・タリフ)制度を
取っている国、地域は再生可能電力の伸びが大きく、
これらの国、地域では再生可能エネルギーが産業としても
比重を高めている点がポイントです。

逆にRPSを導入した国、地域
イギリス・スウェーデン、ベルギー、オーストラリア等
は再生可能電力の伸びははっきり言って見劣りします。

また、通常のRPS制度では再生可能電力を証書化し、
それを市場で売買しているんです。

ところが日本のRPS制度は証書の売買を行う市場も「皆無」と
全くもって”ズレ”まくっています。

みなさんはこの数値と制度どう思いますか?
表面だけマネしたって中身が無意味では・・・
世界との環境意識の差が開く一方ですね。では


posted by wata at 19:55| Comment(0) | TrackBack(1) | 地球温暖化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック


Excerpt: ベルギーベルギー王国(ベルギーおうこく)、通称ベルギーは、西ヨーロッパの国。立憲君主制の連邦|連邦制国家。隣国のオランダ、ルクセンブルクと合わせてベネルクス三国と呼ばれる。欧州連合|欧州連合 (EU)..
Weblog: 『世界の国々』
Tracked: 2007-07-29 11:45